Published by
共同通信
共同通信
【ワシントン共同】ブリンケン米国務長官とラーブ英外相は3日、ロンドンでのG7外相会合を前に個別に会談し、中国による人権侵害や民主派抑圧、国際秩序への挑戦に対抗するため協力を強化する方針を確認した。共同記者会見で両氏が明らかにした。
ブリンケン氏は「米英両国は新疆ウイグル自治区での残虐行為や、国際的な約束に反する香港での民主派の取り締まりなどに対処するため、堅固な協力を続ける」と強調。ラーブ氏も「私たちの価値観のために立ち向かう」と述べた。
G7外相会合で、新型コロナや地球温暖化への対策、民主主義の擁護に向けた協力関係の構築に取り組むことも申し合わせた。