長崎市対象、まん延防止要請検討

Published by
共同通信

 長崎県の中村法道知事は4日、記者会見し、新型コロナウイルスの感染者が急増しているとして、政府に、長崎市を対象にした「まん延防止等重点措置」適用の要請を検討していることを明らかにした。7日の対策本部会議で最終判断する。

 県は11日まで長崎市内の飲食店などに午後8時までの営業時間短縮を要請しており、期間を延長するかどうかも含めて検討するという。同県では4日、1日当たりの感染発表数としては最多となる62人の感染者を確認。長崎市内の病床の約6割が埋まっているという。

 中村氏は記者会見で「人と人との接触の機会を可能な限り減らしてほしい」と話した。