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共同通信
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【モスクワ共同】国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは7日、不当に拘束された人を意味する「良心の囚人」にロシアの反体制派ナワリヌイ氏を再び認定すると発表した。「(収監中のナワリヌイ氏に対する)治療などの権利がロシア当局に認識される必要性を強調する」と訴えた。
アムネスティは過去の発言が人種差別的だったとし、2月に「良心の囚人」の認定を撤回していた。今回、発言の一部は「容認できない」が、過去の行動のみに基づいた撤回はしないよう修正したと説明した。自らの権利を主張し政府の腐敗を追及したために不当に投獄されたとして即時釈放を求めた。