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共同通信
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【ローマ共同】イタリア最南端の島ランペドゥーザに9日から10日にかけて2100人余りの難民が約20隻のボートで到着した。リビアやチュニジアから地中海を渡ってきたとみられる。ここ数日天候が良く、島に到着する難民が急増しているという。ANSA通信などが報じた。
透明度の高い海が広がり絶景リゾートとしても知られる同島はチュニジアから100キロ余りの距離。連立与党の一角、右派「同盟」を率いるサルビーニ元副首相は「数千人の不法入国者」が連日到着する島に、世界からの観光客を受け入れることはできないと述べた。
同島は新型コロナウイルスの感染率が高い状況が続いている。