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共同通信
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国会議事堂の中で粛々と採決が進む中、外では抗議の声が上がった。憲法改正手続きに関する国民投票法改正案が11日、衆院を通過。周辺に集まった市民らは、新型コロナウイルスの「第4波」が猛威を振るう中の可決に「不要不急」「改憲反対」と訴えた。
午後1時10分すぎ、衆院本会議場。カメラのフラッシュが光る中、多くの議員が一斉に立ち上がった。「起立多数」。マスクを着けた大島理森議長の声が響くと、与党席側から大きな拍手が起こった。
国会の外では本会議が始まる前から、多くの市民らが「採決するな」「9条改憲反対」とシュプレヒコールを繰り返した。