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共同通信
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【ワシントン共同】米下院のペロシ議長は18日、来年の北京冬季五輪に関する上下両院合同のオンライン公聴会で「外交ボイコットを提案する」と述べ、各国に政府代表の派遣を中止するよう呼び掛けた。中国当局による新疆ウイグル自治区での「ジェノサイド(民族大量虐殺)」を含む人権侵害などを理由に「何も問題がないかのように進めることはできない」と訴えた。
ペロシ氏は「ジェノサイドが起きているさなかに各国首脳が中国に行けば、人権問題について語る際に道義面で疑問を突き付けられる」とも指摘。「沈黙は受け入れ難い。中国を助長する」と各国に行動を促した。