NY州成人の半数、接種終える
コロナワクチン、全州では4割完了
新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、ニューヨーク州のクオモ知事は15日、18歳以上の州内在住者の51.5%が完了したと発表した。1回以上の接種を終えたのは61.4%。全州民でみると、41.3%が接種を完了し、49.6%が1回以上の接種を済ませていた。ゴッサミストが同日、報じた。
一方ニューヨーク市では、人口の38%にあたる316万5千人がワクチン接種を完了。47%にあたる389万人が、1回以上のワクチン接種を既に終えている。14日時点で、ワクチン接種を完了した18歳未満の市民は、市の人口の2%にあたる2万7090人。1回以上の接種を済ませた未成年者は、市人口の3%に相当する4万6554人に上る。
州運営のすべての接種会場、市運営の一部接種会場では、予約なしで接種が可能。未成年者は、保護者の同伴か同意証明が必要となる。14日時点での、市の7日間の陽性率は1.72%で、州は昨年10月19日以来、最低となる1.18%だった。
NY州では14日、前週から490人減の約1700人がコロナに感染して入院した。約400人が、集中治療室(ICU)で治療を受け、そのうち約250人が人工呼吸器を挿管された。州内のコロナ死者数(14日)は、NY市内の12人を含め計23人。
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