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共同通信
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厚生労働省に新型コロナウイルス対策を助言する専門家組織は19日、全国の感染状況について、感染者数は明確な減少に転じておらず、増加傾向にある地域と、横ばいや減少傾向にある地域が混在しているとの分析結果をまとめた。
1日当たりの新規感染者数が一時、千人を超えた大阪は、減少傾向にあるとしつつも「昼間、夜間の滞留人口が増加に転じている」として再拡大への注意を促した。
田村憲久厚労相は会合の冒頭「全国の感染状況はほぼ上げ止まった状況だ。地域差が大きく、関西圏では減少傾向だが、首都圏は微増。北海道や岡山、広島では多数の感染者が出ている」と述べた。