老人ホームでコロナ死者13万人
ワクチン接種で感染率0.3%に
米疾病対策センター(CDC)の発表によると、新型コロナウイルスのワクチン接種において、老人ホームの入居者を優先した指針が早くも効果を発揮した。ニューヨーク・タイムズが20日、報じた。
老人ホームはパンデミック中に最も大きな打撃を受けた機関の一つであり、免疫力の低下やクラスター発生などの事由から、死者数は計13万人以上にも及んだ。これは米国全体の新型コロナウィルスによる感染死者数の約3分の1を占め、多くの人々が命を失った。
現在ではすでに、全米の老人ホーム入居者の約70%が2度目のワクチン接種を完了しており、感染率は0.3%にまで引き下がっている。
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