NY市、LICの魅力を紹介 観光キャンペーンで経済活性狙う

ロングアイランドシティのトレードマークとなっているペプシコーラの看板(photo: Takeuchi)


 ニューヨーク市はこのほど、観光キャンペーン「NYC & Company’s Neighborhood X Neighborhood」の一環として、近年、人気急上昇中のクイーンズ区のロングアイランドシティの見どころを紹介していくことを発表した。同地の魅力を広く発信し、経済活性を目指す。
 同キャンペーンは、市観光局がことし3月から展開しているもので、魅力はたくさんあるが、まだまだ一般には知られていない地域を中心に、観光客に紹介していくというもの。
 これまでに、ブルックリン区のブッシュウィックやウィリアムズバーグ、フォートグリーンなどが対象となってきた。
 観光局によれば、同地には近年ホテルが急速に増え、価格や雰囲気、立地などにより、多くの中から選択できるようになった。
 また、MoMa PS1 やイサム・ノグチ美術館、ソクラテス・スカルプチャー・パーク、チョコレート・ファクトリー劇場など、アートや文化関連の施設も豊富だ。
 さらに、グルメに人気のレストラン、Mウェルズ・ディネットや、カクテル・バーのダッチ・キルズ・バーなどの飲食店も、見どころとして挙げられている。