大阪市の小中校、対面授業を再開

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共同通信
大阪市平野区の市立川辺小で再開された対面授業=24日午前

 新型コロナウイルス緊急事態宣言発令に伴い、原則オンライン学習としてきた大阪市立の小中学校で24日午前、通常の対面授業が再開された。平野区の市立川辺小では朝から児童が登校。約1カ月ぶりに終日、直接顔が見える形での授業となる。

 川辺小では朝、オンラインや校内放送を使い、各自の教室で席に着いた全校児童約300人に向けて、兵庫唯史校長(60)が「まだ緊急事態宣言は続いている。マスクや手洗いなどの対策をし、学校生活を頑張りましょう」と呼び掛けた。

 大阪市教育委員会は方針転換について、子どもの感染者数が減少傾向にあり、重症化するケースが報告されなかった点を挙げた。