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共同通信
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家電量販店大手のノジマが、経営再建を目指すスルガ銀行との資本・業務提携の解消を検討していることが26日、分かった。関係者によると、スルガ銀の経営方針に関し対立し、保有するスルガ銀株を売却する意向を示しているという。スルガ銀経営陣の今後の対応が焦点となる。
ノジマは2019年、不動産融資を巡る組織的な不正横行が発覚したスルガ銀の創業家などから株を取得して筆頭株主となった。20年3月末時点で約18.5%を保有している。
売却先や時期などの詳細は不明だが、ノジマはすでにスルガ銀や銀行を所管する金融庁に意向を伝えたもようだ。