Published by
共同通信
共同通信
日米欧の先進7カ国(G7)の貿易相会合が27日、オンライン形式により2日間の日程で始まった。新型コロナウイルスワクチンの普及に向けた製造、流通の拡大について協議。G7内で意見が割れているワクチン特許の一時放棄に関しても議論する。
ワクチン特許を巡っては、米国が一時放棄を支持する一方、ドイツは反対。日本政府は賛否を明示せず、世界貿易機関(WTO)などでの国際的議論への参加や、ワクチンを共同出資・購入して途上国にも行き渡らせることを目指す国際枠組み「COVAX(コバックス)」への貢献といった取り組みを進める考えを示している。