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共同通信
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【ワシントン共同】米商務省が27日発表した1~3月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)改定値は、年率換算で前期比6.4%増だった。速報値と同じだった。新型コロナウイルスのワクチン普及や巨額の財政出動を背景に、景気回復が着実に進んでいることが改めて確認された。
プラス成長は3四半期連続。GDPの約7割を占める個人消費は11.3%増だった。速報値(10.7%増)から引き上げ、消費の好調さが明確になった。設備投資は10.8%増、住宅投資は12.7%増とそれぞれ上方修正した。輸出は2.9%減に引き下げ、輸入は6.7%増だった。