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共同通信
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東京五輪・パラリンピックに観客を入れて開催する場合の新型コロナ対策として、会場に入場する際にPCR検査などの陰性証明書や、ワクチンの接種証明書の提示を求める案が政府内の一部で出ていることが31日、分かった。関係者が明らかにした。
実効性やチェック態勢の構築など、実際に対応可能か不透明な部分も多い。観客を入れて開催している他の競技を参考に、入場時の検温のみとする案もある。今後、政府や大会組織委員会などが慎重に協議する見通し。
大会の観客については、既に海外からの受け入れを断念。菅義偉首相は28日の記者会見で、国内の観客を入れる方向で検討すると表明した。