カップ麺のふた、シール廃止

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共同通信
日清食品「カップヌードル」の従来のふた(右)と新形状のふた

 日清食品は4日、今年で発売50周年となる「カップヌードル」で、お湯を注いだ後にふたを留めるシールを廃止すると発表した。環境対応として、プラスチックの使用量を年間33トン削減できると見込む。

 カップ麺のふたの形状を変更し、開け口を二つに増やした。開け口を折り曲げてふたを留める。シリーズのレギュラーサイズ14商品が対象で、6月から順次切り替えていく。ビッグサイズのシール廃止も検討する。

 新たなふたは、猫の顔のように見える。日清はインターネットに公開した動画で、猫のイラストとともに「小さな変化だけど、大きな変化なのにゃ」と紹介した。