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共同通信
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千葉県柏市や我孫子市などで「怪鳥」の目撃が相次いでいる。大きな黒い体に長いくちばしが特徴のこの鳥は、南アフリカに生息し絶滅危惧種にも指定されている「ミナミジサイチョウ」とみられる。茨城県内のペットショップから2019年11月に逃げ出した鳥と同一とされ、同店の関係者が4日、捕獲を試みたが、確保できていない。
山階鳥類研究所(我孫子市)によると、ミナミジサイチョウはサバンナなどに生息し、体長約1m。ヘビやカエルを捕食する肉食だが、人間に危害を加える可能性は低いとされる。
昨年3月から、茨城県牛久市や龍ケ崎市で目撃され、今年1月からは柏市でも情報が相次いだ。