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共同通信
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【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)は11日、新型コロナワクチン接種完了者がEU加盟国間を移動する際に自主隔離や感染検査などを免除する方針で合意した。EU域内では接種を完了した成人が25%を超えており、自由な人の移動や、観光業の正常化に向けて弾みがつきそうだ。欧州メディアが報じた。
ワクチン接種完了後、14日を経た人が隔離などの免除の対象。EUでは7月から各国共通のデジタル接種証明書を本格運用する予定で、このシステムを活用する。証明書は既に一部加盟国で運用が始まっている。
EU各国では夏の観光シーズンを前に、飲食店や文化施設の営業制限の緩和を進めている。