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共同通信
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みずほ銀行で相次いだ現金自動預払機(ATM)などのシステム障害について調べていた第三者委員会の報告書の概要が14日、分かった。システム自体に根本的な欠陥はなく、人員配置や設定面で運用が未熟だったことが原因と結論付ける。顧客対応の不十分さが問題を深刻化させたことも指摘する。15日にも報告書を公表する。
障害は2月28日から3月12日に4回にわたって起きた。2月28日は全国で稼働中のATMの8割が停止し、5千超のキャッシュカードや通帳が内部に取り込まれた。親会社のみずほフィナンシャルグループ(FG)は責任者の処分を検討している。