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共同通信
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立憲民主、共産、国民民主、社民の野党4党は15日、菅内閣に対する不信任決議案を衆院に共同提出した。新型コロナウイルス感染のまん延に歯止めがかからない中、国会会期を延長せずに東京五輪・パラリンピックを開催しようとしているのは無責任だと批判している。自民、公明両党は午後の衆院本会議で否決する構え。16日に国会会期末を控え、秋までに実施される衆院選をにらんだ与野党の駆け引きが激しさを増しそうだ。
菅義偉首相は訪英中の日本時間14日、不信任案が提出された場合の衆院解散の可能性について「出た時点で考えたい」と記者団に述べ、野党をけん制している。