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共同通信
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みずほフィナンシャルグループ(FG)は15日、みずほ銀行で相次いだシステム障害に関する第三者委員会の調査報告書を公表した。システム自体に欠陥はないとし、人員配置などの運用面に弱さがあったと結論付けた。有事に自分の責任問題となるリスクを避けるため、積極的に声を上げることをためらいがちな企業風土も問題視した。
報告書は、障害の背景に組織としての危機対応力の弱さがあったと指摘した。現金自動預払機(ATM)が停止するなど障害が発生した後、利用者への対応が後手に回るなど顧客目線の弱さも課題に挙げた。