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共同通信
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【ニューヨーク共同】国連総会は18日、今年末に1期目の任期を終えるアントニオ・グテレス事務総長(72)について、来年1月から5年間の続投を決める決議案を全会一致で採択した。グテレス氏は演説で、新型コロナウイルス流行からの回復には多国間協調が必要だとして「国家間の信頼醸成に全力で取り組んでいく」と抱負を述べた。
グテレス氏は「国連に仕えることは最も崇高な任務だ」とも強調。新型コロナワクチンの公平分配のほか、気候変動問題や核軍縮などが重点課題となる。
事務総長は2期10年務めるのが通例で、グテレス氏は今年1月に続投を目指す意向を表明。今回唯一の候補者だった。