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共同通信
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【ロサンゼルス共同】1971年6月の沖縄返還協定調印から50年を迎えた17日、米リチャード・ニクソン財団はロサンゼルス近郊で記念行事を開いた。日本の冨田浩司駐米大使が基調講演し「沖縄返還に関わった人々の多大な努力が、今日の強固な日米同盟につながっている」と強調した。
日本の独立回復後も米軍政下に置かれた沖縄の施政権返還は69年11月、当時のニクソン大統領と佐藤栄作首相が会談して合意。71年6月17日に調印した返還協定に基づいて72年5月15日に本土復帰が実現した。
行事には約150人が出席。ロバート・オブライエン前国家安保問題担当大統領補佐官も講演した。