WSP周辺住民が公園の夜間閉鎖を支持
ニューヨーク市警主催の住民集会で
ブリーカーストリートの教会で16日、ニューヨーク市警察(NYPD)の主催により、ワシントンスクエア公園の夜間閉鎖令を巡る住民集会が開催された。17日付、ゴッサミストが報じた。
市は先月28日から、同公園での相次ぐ苦情により週末午後10時以降の同公園への入場を一時的に禁止としたが、今月初旬にNYPDとたむろする市民が衝突していた。その後、NYPDは手を引いていた。 出席した住民からは、外部の団体が公園を「乗っ取った」として警察の介入を求める声が多く上がった。地域委員会のモーリーン・リマクル委員長は「安眠を妨げるやからは受け入れられない」と発言した。
公園の夜間閉鎖に関する賛否を求められると、住民の多くが賛成を表明。マンハッタン南部でパトロールを指揮するステファン・ヒューズ部長は「静かな公園を取り戻したい」として、結果をデブラシオ市長に報告すると約束した。ロドニー・ハリス警察局長も「どんな手段を使っても、周辺の住民を守る」と話した。NYPDは、夜間閉鎖令を永久的なものとしたい意向だ。
反対住民の声はもみ消された。アーロン・ガマンさん(21)は「暴動鎮圧用装備で警官が押し寄せて来たことが衝突を招いた」と発言。聴衆からのブーイングを誘った。反対派の若者十数人は定員オーバーを理由に会場に入れず、外で独自の集会を開催していた。
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