クレディスイスが孫氏と融資関係解消
ソフトバンクとの取引も削減
スイスの金融大手クレディスイスはこのほど、ソフトバンクグループ(SBG)の会長兼社長の孫正義との長期にわたる個人融資関係を解消し、SBGとの取引を大幅に削減した。ウォール・ストリート・ジャーナルが18日、報じた。
SBGが出資する英金融会社グリーンシルキャピタルが3月に破綻したことで、同行が混乱に陥ったことが発端。これに加え、ファミリーオフィスの米アルケゴスキャピタルマネジメントとの取引でも、55億ドル(約6061億円)の損失を被ったことで、同行は、リスクの低減を誓っていた。
孫氏は2月時点で、SBGの株30億ドル(約3306億円)相当を担保に同行から融資を受けていたが、貸付額は5月にゼロになっていた。
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