Published by
共同通信
共同通信
【パリ共同】スペインのサンチェス政権は、2017年に北東部カタルーニャ自治州の独立の是非を問う住民投票を強行して19年に反乱罪などで有罪となり、禁錮13~9年の刑に服している独立派の元州閣僚ら9人に対し、残る刑期を免除する恩赦を22日にも決定する方針を固めた。20日付のパイス紙などが伝えた。
野党の右派や司法当局は恩赦に強く反対し、多くの国民の反発も必至だが、サンチェス政権は、中央政府とカタルーニャ州独立派との間の長引く対立を解消させ、関係正常化を図るため実行する構え。