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共同通信
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東京五輪の観客上限は5者協議で1万人とすることが決まったのを受け、政府などに五輪開催に伴う新型コロナウイルス感染拡大リスクを提言した専門家からは「無観客が一番安全」「具体的な対策の情報を示して」などさまざまな声が上がった。
政府の対策分科会メンバーの舘田一博・東邦大教授(感染症学)は「無観客が一番安全で、リスクが少ないというのは誰でも分かることだ」と指摘した。
提言に加わった小坂健・東北大教授(公衆衛生学)は「観客を入れるに当たり、例えば大会関係者は皆ワクチンを打ってくるなど具体的対策の情報を示してほしい」と要望した。