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共同通信
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【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク州のクオモ知事は23日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い昨年3月7日に宣言した非常事態を今月24日に終え、更新しないと発表した。ワクチン接種の進展による感染状況の改善を受け、約1年3カ月で非常事態期から脱した。
15日には経済活動の規制をほぼ全面解除していた。クオモ氏は、ワクチン未接種者や、公共交通機関など利用時のマスク着用義務は続けるよう各自治体に要請した。
州内でワクチンを少なくとも1回受けたのは23日時点で18歳以上の71.2%に達し、陽性率(7日間平均)は0.4%まで沈静化している。