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共同通信
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活発な前線の活動の影響で29日の沖縄本島地方では局地的豪雨となった。気象庁は沖縄県で線状降水帯が形成されたとして「顕著な大雨に関する情報」を発表。非常に激しい雨が同じ場所で降り続いているとして土砂災害や洪水に警戒を呼び掛けた。「顕著な大雨に関する情報」が発表されるのは今回が初めて。
気象庁によると、同日未明までの1時間降水量は、沖縄県名護市と粟国村で73ミリに達し、3時間降水量もそれぞれ150ミリを超えた。同県本部町で、1時間に66ミリの非常に激しい雨を観測。読谷村、沖縄市で1時間に40ミリ以上、那覇市、東村では1時間に30ミリを超える激しい雨が降った。