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共同通信
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【北京共同】中国共産党創建100年記念日を前に28日夜、歴史演劇の公演が北京で行われ、習近平指導部のほかに胡錦濤前指導部などの引退幹部が顔を見せたが、胡前党総書記(前国家主席)や温家宝前首相らは姿を見せなかった。内容に不満があり、欠席したとの見方も出ている。
「偉大な道程」と題した党100年の歩みを描いた演劇は毛沢東が指導者の革命期と建国期、トウ小平氏、江沢民氏、胡氏の3指導者が率いた改革・開放期、続く習氏の「新時代」と、歴史を4部に分けた。
従来の歴史観ではトウ氏は毛氏と並ぶ別格の指導者だが、今回は改革・開放期の3人のうちの一人という扱いだった。