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共同通信
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【北京共同】中国当局は2日、配車サービス大手、滴滴出行(ディディ)に対し、国家の安全に関わる調査を始めたと発表した。中国電子商取引(EC)最大手アリババグループなどIT企業への規制強化の一環とみられる。
国家インターネット情報弁公室の発表によると、国家安全法やインターネット安全法に基づいた調査で、詳細は明らかにしていないが「国家のデータの安全に関わるリスクを防ぐ」としている。期間中は顧客の新規の登録が停止されるといい、経営への打撃となりそうだ。
ディディは中国の市民生活に浸透しており、トヨタ自動車やソフトバンクグループとも提携している。