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共同通信
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自民党の川崎二郎元厚生労働相(73)=比例東海=が次期衆院選に立候補せず、引退する意向を固めたことが分かった。党三重県連幹部らに伝達した。立候補を予定していた衆院三重2区の後継には秘書を務める長男の名前が浮上している。関係者が3日、明らかにした。
関係者によると、早期に長男へ地盤を受け渡すべきだと判断したとみられる。
川崎氏は1979年の衆院選で旧三重1区から立候補し初当選。現在12期目。運輸相、厚労相などを歴任した。前回衆院選では、改正公選法施行で新区割りとなる中、無所属の中川正春元文部科学相(現立憲民主党)に三重2区で競り負け、比例復活した。