残存建物、近く解体へ

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共同通信
6月、米フロリダ州マイアミ近郊で一部が崩落したマンション(ロイター=共同)

 【サーフサイド共同】米南部フロリダ州サーフサイドのマンション崩落で、地元のバーケット市長は3日、倒壊を免れた残存建物の解体に早ければ4日にも着手するとの見通しを明らかにした。ハリケーン「エルサ」から変わった熱帯低気圧が接近する恐れがあり、危険を回避するため当初の予定を大幅に前倒しした。

 3日午前の当局発表では、崩落による死者は24人、安否不明者は124人となっている。

 米メディアによると、残存建物に穴を開けて爆発物を仕掛けて解体する方法を検討しているとみられる。地元マイアミデード郡トップのカバ氏はこれまで、解体に数週間かかるとの見方を示していた。