「使用取り消し」効力停止

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共同通信
大阪市の大阪府立労働センター「エル・おおさか」

 大阪府立労働センター「エル・おおさか」側から会場利用許可を取り消された「表現の不自由展かんさい」の実行委員会が、処分を違法として効力停止を求めて起こした申し立てについて、大阪地裁は9日、展示会場の使用を認める決定を出した。実行委の代理人弁護士が明らかにした。

 開催場所が明らかになった6月中旬からセンターに抗議が相次ぎ、指定管理者の主要組織である大阪労働協会が「利用者の安全が確保できない」として、6月25日付で利用許可を取り消していた。