黒人音楽の殿堂、誕生から80年 今なおミュージシャンの聖地として君臨

2009年6月25日にマイケル•ジャクソンさんが死去した際には多くのファンがアポロシアターを訪れ、故人を偲んだ=09年6月26日(photo:Tome)


 「ブラック・ミュージックの殿堂」として知られるマンハッタン区ハーレムのアポロシアターが、26日で80周年を迎える。
 同シアターは、凶悪犯罪がまん延したハーレムの暗黒時代にも人々の〝希望の象徴〟として輝き続け、今もなおミュージシャンの聖地として君臨している。
 これまでにエラ・フィッツジェラルドさんやジェームス・ブラウンさん、マイケル・ジャクソンさんなどがこのステージに立ち、エンターテインメントのスターダムへとのし上がった。
 日本人では、和田アキ子さんが2009年に同地で単独公演を行ったほか、昨年はアニメーションダンスのNUMBERSがアマチュアナイトに出演し、日本人初となる優勝を飾った。