若年層のワクチン接種に遅れ
「重症化リスクが低い」と判断
新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、数百万に上る米国人が接種を終えたものの、若年層の接種が大きく遅れている。バイデン大統領が掲げた、独立記念日までに成人の70%への初回接種完了の目標が達成できなかったのは、このことも一因にある。ウォール・ストリート・ジャーナルが11日、伝えた。
政府の保健当局は、18歳から29歳の若者に接種を勧める活動を強めている。ただ、若年層は「重症化するリスクが比較的低い」と判断し、緊急性を感じていないとされる。米疾病対策センター(CDC)によると、この世代で少なくとも1回のワクチン接種を受けた人は約38%にとどまっている。
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