婚約指輪のダイヤを紛失 空港職員、床から「輝き」見つける

 

 

婚約指輪のダイヤを紛失

空港職員、床から「輝き」見つける

 

運輸保安局職員によって回収され、旅行者に返却されたダイヤモンド

 

 ジョン・F・ケネディ国際空港で、ニューヨークの新婚カップルがハネムーンに旅立つ直前、婚約指輪のダイヤモンドを紛失する事件が発生した。19日、運輸保安局が伝えた。

 運輸保安局によると、マディソン・デュラニーさんと夫のアミール・カーン・デュラニーさんは、JFK空港のターミナル7でチェックイン。コーヒーを飲んで一息ついたところで、マディソンさんが婚約指輪のダイヤモンドがなくなっていることに気がついた。

 夫婦は急いで運輸保安局に連絡。スタッフとともに空港内を探したが発見には至らず、2人はそのままグアムへと旅立った。

 ダイヤモンド紛失の報告から5時間後。休憩から戻ったばかりの運輸保安局主任警察官ジョン・キリアンさんが、偶然、金属探知機とX線装置の間のターミナルチェックポイントの床に「輝き」を発見。「ダイヤの輝きが私の目を引いたんだ!」

 ダイヤモンド発見の報告はハネムーン先の夫婦に伝えられ、帰りの便到着時に無事2人の手に。夫のアミールさんは「皆さん自分たちの仕事でないにも関わらず、とても親切に対応をしていただいた」と感謝。

 空港保安局のジョン・バンバリー局長は「ターミナルチェックポイントにポツンと残されたジャケットやテディベア、鍵のセットは頻繁に返却していますが、ダイヤモンドを返却したことは忘れないでしょう」と述べた。

ダイヤモンドを見つけた運輸保安局主任警察官ジョン・キリアンさん(Photo: TSA)


最新のニュース一覧はこちら←

 

 

 

タグ :