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共同通信
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ロシア政府は25日、ミシュスチン首相が北方領土の択捉島を訪れると発表した。北方領土を事実上管轄する極東サハリン州などの複数の当局者によると、26日にも同島を訪問する見通し。領土割譲禁止条項を盛り込んだロシア改正憲法が昨年7月に発効して以来、初の首相訪問となる。プーチン大統領が事前に訪問を事実上公認する異例の発言をしており、実効支配を誇示するとみられる。
大統領に次ぐ政権序列2位の首相が北方領土を訪問すれば、2019年8月のメドベージェフ氏以来2年ぶり。日本政府関係者によると、ロシア側には訪問しないよう申し入れている。