皇族確保2案で中間整理

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共同通信
首相官邸で開かれた安定的な皇位継承策を議論する有識者会議=26日午後

 安定的な皇位継承策を議論する政府の有識者会議(座長・清家篤元慶応義塾長)は26日、第10回会合を首相官邸で開き、皇族確保策に関し、女性皇族の婚姻後の皇籍維持と、旧宮家(旧皇族)の男系男子子孫と現皇族による養子縁組の2案を軸とした「今後の整理の方向性」をまとめた。中間整理の位置付けで、政府事務局がこれを基に具体策の調査・研究に入る。

 有識者会議はその後、詳細を詰めて政府に答申する方針だが、これまで毎回公表してきた次回会合の日程を今回は示さなかった。秋までに実施される衆院選の後になる可能性も出ている。