ミャンマー、NLD解党も

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共同通信

 【ヤンゴン共同】ミャンマーの国営放送は26日夜、クーデターで全権を握った国軍が任命した選挙管理委員会が、アウン・サン・スー・チー氏率いる国民民主連盟(NLD)が圧勝した昨年11月の総選挙について、不正を調査し正式に無効と判断したと報じた。軍政はこれを根拠にNLDを解党処分とする狙いとみられる。

 選管は、NLDが新型コロナウイルス関連の制限を悪用し、他の政党の活動を妨害することで国家権力を握ろうとしたなどと主張している。

 国軍は2月のクーデター直後に総選挙を無効とし、やり直す考えを表明した。