スタテン島に新チーム誕生へ
独立リーグ、投資家グループが設立
デブラシオ・ニューヨーク市長は23日、新たなプロ野球球団が来年、スタテン島で結成されることを明らかにした。スーパーマーケット業界の大物、ジョン・キャツィマティディス氏や元メリル・リンチのダニー・ガルシア氏ら地元の投資家グループが設立。球団名は地元の政治家や地域の住人により決定される。ニューヨークポストが同日、報じた。
昨年解散したスタテンアイランド・ヤンキースの旧本拠地、リッチモンド・カウンティ・バンク球場を本拠地とする。新チームは、プロ野球独立リーグのアトランティックリーグに加入する。同リーグには現在、ロングアイランド・ダックスを含む米国東部の8つの球団が所属している
デブラシオ氏は、球場がウォーターフロントに建つことを踏まえ「ホームチームをとりまくスタテン島の人々を団結させ、市や地域全体からの訪問者を引き付ける可能性を秘めている。球場の長期的な未来を保証し、スタテン島でわれわれ全員の回復を築くことを誇りに思う」と述べた。
スタジアムは、人工芝、座席、コンコースのアップグレードなど、来シーズンに先駆けて改良される。球場は市が所有しており、投資グループに貸し出される形となる。同球場では、コンサートやその他の地域イベントも開催される予定だ。
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