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共同通信
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【北京共同】北朝鮮東部などで8月に入り豪雨による洪水が発生し、多数の住民が避難したり、農地が冠水したりする被害が出ている。7月には猛暑や干ばつによる農作物被害が報じられており、食糧不足がさらに深刻化する可能性がある。
国営朝鮮中央テレビの5日夜の報道によると、日本海側の東部咸鏡南道では堤防が決壊して住宅千戸以上が損壊、浸水。約5千人が緊急避難し、農地数百ヘクタールが冠水したり、流失したりした。橋や道路も壊れたという。中朝国境を流れる北西部の鴨緑江一帯でも洪水被害が懸念されている。