ワクチン接種義務化、撤回要求
スタテン島の共和党議員グループ
レストランやジム、映画館などの屋内施設でのワクチン接種義務化を巡り、スタテン島の共和党議員グループは、撤回を求める書簡をデブラシオ市長に提出した。ニューヨークポストが4日、伝えた。
ニコール・マリオタキス議員をはじめとする5人のメンバーは、デブラシオ氏による今回の決断について「小規模事業者に対し、顧客へのサービス提供を拒否するよう強いるだけではなく、われわれのコミュニティにとっても、大部分の人々が通常の社会生活に加わるのを禁じるものだ」と強調。決定には公平性を欠くとして、ただちに撤回するよう要求している。
書簡に署名した別の議員は取材に対し「ワクチンは私たちの想像を超えた効果を発揮しているものの、『個人の責任』という新たな段階が必要だ」と指摘。ジムのオーナーやレストランのウェイターが代償を払うべきではないとの見方を示した上で「ワクチン接種を受けたくない人は、その人の問題だ。社会の問題ではない」と断じた。
デブラシオ氏のスポークスマンは「公衆衛生の専門家は、彼の決定を称賛した。それは、より多くの市民の命を救うことができるからだ。正しい方法であり、全力で前進している」と述べた。ニューヨーク市の住民のうち、既に60%が少なくとも1回はワクチンを接種している。
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