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2024.12.28 NEWS WORLD

ロシア、ウ無人機と誤認か

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共同通信
アゼルバイジャン航空機の墜落現場=27日、カザフスタン西部(ゲッティ=共同)

 【ウラジオストク共同】カザフスタン西部で38人が死亡したアゼルバイジャン航空の旅客機墜落で、アゼルバイジャンのナビエフ運輸相は27日、旅客機が外部から攻撃を受けたとの見方をアゼルバイジャン当局者として初めて公式に表明した。地元通信社が報じた。米MSNBCテレビは、ウクライナの無人機だとロシアが誤認したとの米情報機関の分析を伝えた。

 カービー米大統領補佐官も「ロシアの防空システムが撃墜した可能性がある」とした。ナビエフ氏は、旅客機の目的地だったロシア南部チェチェン共和国グロズヌイの上空で爆発音があったと生存者が証言したとし「主翼に複数の穴が開き、機内や胴体に外部から衝撃を受けた、さままざまな損傷がある」と強調した。

 ロシア連邦航空局のヤドロフ長官は、墜落が起きた25日のグロズヌイ周辺は、ウクライナ軍による無人機攻撃があり「困難な状況」にあったと述べた。当日のグロズヌイ空港は濃霧で、機長は2度の着陸を試みたが成功せず、管制官は他空港への着陸を提案。機長の判断でカスピ海を隔てたカザフ西部のアクタウに向かったとした。

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