クオモ知事の首席補佐官辞任
「感情面及び精神面で努力してきた」
セクハラ疑惑の渦中にあるニューヨーク州のクオモ知事の首席補佐官、メリッサ・デローザ氏が8日辞任の意向を表明した。 ウォール・ストリート・ジャーナルが同日伝えた。
2012年から側近。傍らで、クオモ氏を擁護しつづけた。州司法長官が3日に発表したセクハラ報告書の中では、「部下を罵倒する意地悪な女性の1人」と指摘されている。20年12月には、セクハラを告発した元側近の個人情報をリークするよう指示したとされ、法に抵触した疑いがある。高齢者施設におけるコロナ死者数を過小報告した疑惑にも関与が取り沙汰されている。
デローザ氏は声明文で、過去2年間「感情面及び精神面で努力してきた」と述べている。
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