12月に民主主義サミット

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共同通信
5日、米ホワイトハウスで演説するバイデン大統領(AP=共同)

 【ワシントン共同】米ホワイトハウスは11日、バイデン大統領が、民主主義国の指導者を集めた「民主主義サミット」を12月9、10日にオンライン形式で開催すると発表した。民主主義の価値観を共有する国の連携を強化し、専制主義とみなす中国などに対抗する狙いとみられる。

 ホワイトハウスによると、サミットでは「専制主義からの防衛」「汚職との闘い」「人権尊重の促進」が主要テーマ。国家元首のほか、慈善団体や民間企業の代表などが参加する予定。約1年後に対面式のサミットを開催する。

 バイデン政権は、覇権主義的な行動を強める中国を専制主義とみなし「唯一の競争相手」と位置付ける。