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共同通信
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北海道函館市の恵山岬近くでタンカー「さんわ丸」(3919トン)が座礁し重油が流出した事故で、函館海上保安部は8日、重油が船体付近の海域の北東側に長さ約2.7キロ、幅約1キロの範囲で確認されたと発表した。
海保によると、燃料タンクの重油が流出したとみられる。このうちA重油のタンクは二つあり、内容量は計約59キロリットル。一つの残量が測定不能で、破損して中身が漏れた可能性が高いという。
タンカーを所有する愛媛県今治市の会社が民間のサルベージ船を手配し、沖合に引き出す準備を進めており、9日以降、満潮に合わせて実施する見通し。
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