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共同通信
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【ジュネーブ共同】ジュネーブ軍縮会議で「若者と軍縮」をテーマにした会合が12日開かれ、日本からは核廃絶署名を国連に届ける活動を続けている「高校生平和大使」の佐々木梨央さん(18)=広島国泰寺高3年=がビデオ演説で参加した。
英語で演説した佐々木さんは、祖母が4歳で被爆した時の体験に言及し「被爆者の願いは、二度と自分たちのような苦しみを繰り返してはならないということだ」と訴えた。高校生平和大使の署名活動は「核兵器の廃絶と平和な世界の実現を目指して始まった」として、累計で200万筆に上っていると紹介した。