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共同通信
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【ソウル共同】1991年8月14日に故金学順さんが旧日本軍の従軍慰安婦だったと韓国で初めて名乗り出てから30年となるのを前に、支援団体が13日、オンラインでシンポジウムを開いた。参加者は「世界で証言が相次ぐきっかけになった」と被害体験を証言した金さんの勇気をたたえ、日本政府に改めて謝罪を求めた。
慰安婦問題は、当事者が差別や偏見を恐れて沈黙を保っていたため、長期間表面化しなかったが、金さんの証言後に被害を名乗り出る人が続いた。文在寅政権発足後に8月14日が慰安婦問題の記念日に制定され、政府主催の式典を行っている。