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共同通信
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沖縄県宜野湾市の沖縄国際大に、隣接する米軍普天間飛行場のヘリコプターが墜落、炎上した2004年の事故から13日で17年となった。毎年、事故で焼け焦げたアカギの木が残る大学敷地内で集会を開いてきたが、今年は新型コロナウイルス緊急事態宣言発令中のため中止。前津栄健学長や学生が動画で、即時閉鎖を求める声明を発表した。
総合文化学部2年の石川舞さん(20)は「基地がある限り危険が払拭されることはない」と強調。「現場周辺で生活をしていた友人が多くいる。巻き込まれなくてよかったと安心する半面、基地がなければこんな心配をする必要はなかった」と訴えた。